世界的童謡がまさかのホラー映画化『メリーおばさんのひつじ』日本公開決定

それは羊なのか? 『メリーおばさんのひつじ』ティザービジュアル - (C) 2022 Dark Abyss Productions Ltd

19世紀アメリカの実話に起源を持つ童謡「Mary Had a Little Lamb」(メリーさんのひつじ)をベースにホラー映画化した『メリーおばさんのひつじ』が、9月6日から日本公開されることが決定し、不穏なティザービジュアルと特報映像が公開された。

サメを筆頭に数々の猛獣が並ぶアニマルホラーに、羊毛をまとった新たなる刺客が参戦する本作。未解決事件や超常現象を扱うラジオ番組のパーソナリティーが、落ち目の番組を救おうと、行方不明者が続出している「ワープウッズの森」を訪れ、メリーという女性に出会ったことから恐怖に直面する。

特報では、日本人にも聞き馴染みのある童謡が流れる中、息を殺して怯える女性と、忍び寄る影が映し出される。ティザービジュアルに描かれているのは、青空の下、のどかな草原に羊たちが放たれた牧歌的な風景。だが、大量の羊たちの真ん中には、人間なのか羊なのか判別できない、得体の知れない生き物が立ち尽くしており、得も言われぬ不気味な仕上がりとなっている。

監督は、アニメーターや視覚効果アーティストとして『MEG ザ・モンスターズ2』『キック・アス』の制作に携わったジェイソン・アーバー。製作陣には、世界的児童小説をホラー映画化した『プー あくまのくまさん』を監督したリース・フレイク=ウォーターフィールドらが名を連ねる。(編集部・入倉功一)

映画『メリーおばさんのひつじ』は9月6日より全国公開

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