花江夏樹主演アニメ『月が導く異世界道中 第二幕』勇者・響が…セクシーコスチューム!?SNSでは「卑猥装備に続いてクソダサスーツも登場だ」

声優の花江夏樹が、主人公・深澄真(みすみ まこと)の声を務める『月が導く異世界道中 第二幕』。第二十一夜が5月30日(木)深夜1時からBS日テレにて放送された。本作は、Webサイト『アルファポリス』刊行中の同名作品を原作とした“世直しファンタジー″で、2021年の夏に放送された第一幕(全12話)の続編。キャラクターを演じる豪華声優陣も話題を集めている。深澄真の声を人気アニメ『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役で知られる花江夏樹、同じく『鬼滅の刃』で炭治郎の妹・禰豆子を演じた鬼頭明里が従者の澪役、更には『僕のヒーローアカデミア』麗日(うららか)お茶子役の佐倉綾音、『呪術廻戦』七海建人役の津田健次郎など、人気声優たちが名を連ねている。

◆澪とレフトの戦い

第二十一夜(話)のタイトルは「勇者奮戦」。今は魔族領となってしまった、エヴァ(声:井澤詩織)とルリア(声:広瀬ゆうき)の故郷・ケリュネオン。その土地の奪還を真(声:花江夏樹)から命じられた巴(声:佐倉綾音)や澪(声:鬼頭明里)、亜空の住民たちは敵地へ出陣した。

魔将・レフトと対峙(たいじ)する澪

砦(とりで)の内部に潜入した澪は、魔将・レフト(声:長谷川芳明)と対峙(たいじ)していた。レフトは上半身が人間に近く、下半身が大蛇のような姿をしており、強大な力を持つ槍(やり)を手にしていた。澪は真の記憶で観たテレビアニメの真似(まね)をして、ワルサーとスミス&ウェッソンの銃と、鉄をも切り裂く斬撃だけを使って戦うと決めており、着物は破けて肌が露わになり、傷を負いながらも、レフトとの戦いを楽しんでいるのだった。

◆勇者・智樹VSソフィア

一方、グリトニア帝都近郊には魔族が進軍を始めていた。帝国の重鎮が住む邸宅で、魔将・ロナ(声:藤井ゆきよ)は書斎で“何かの書類”を確認していた。そこへやって来たソフィア(声:沢城みゆき)と御剣(声:斉藤壮馬)。「ちゃんと情報共有してほしいわ。あたしらは部下じゃなくて、協力者なのよ?」とソフィアに言われ、ロナは帝国の勇者・岩橋智樹(声:新井良平)が昼と夜で戦い方を変え、おそらく月の出ている時間にだけ回復能力を得ていること、そしてあくまで狙いはリミアの勇者であることを告げる。御剣からリリ皇女(声:中原麻衣)が戻ってきたことを聞いたロナは、長居は無用とステラ砦へ向かうことを決めるが、ソフィアは「先に行って。あたしは勇者と遊んでくるわ」と、智樹の元へと向かうのだった。

ソフィアたちに全てを語らない魔将・ロナ

魔族の進軍を止めるため、竜に乗って移動している智樹たちのパーティーの前にソフィアが現れ、智樹に襲い掛かった。その一撃を止めたグリトニア帝国の最高位の騎士・ギネビア=スレーシャ(声:渡部紗弓)がどういうつもりなのか聞くと、ソフィアは「言い忘れてたわね。今の私にはもうひとつ肩書があるの。魔族の客将、ソフィア=ブルガよ」と告げる。「夜は強いっていう勇者さまの評判をお聞きしまして、ぜひ私と一曲踊ってくださらない?」と智樹に戦いを挑む。竜の羽を切りつけて墜落させたソフィアは、地上に降りた智樹たちに襲い掛かる。智樹のパーティーは研究者・ユキナツ=カズサ(声:笹本菜津枝)の泥人形マッド・トランプで、拘束したソフィアに対して集中攻撃を行う。すさまじい爆破音と砂煙の中、「生きていれば俺の女に加えてやっても…」と勝利の笑みを浮かべながらソフィアの元に向かうが…ソフィアはかすり傷ひとつ負っていなかった。再びソフィアに襲い掛かる智樹たち。しかし、ソフィアはそれをものともせず、圧倒的な力の差を見せつけたのだった。「さぁ、勇者の力を見せなさい!」

ソフィアに立ち向かう勇者・岩橋智樹

どんなに切りつけても回復する智樹を見て、ソフィアが「智樹くん、見せてよ。君たちが持ってる勇者ならではの力。まだ打ち止めじゃないでしょう?それとも何か発動条件みたいなものがあるわけ?」とけしかけると、智樹はソフィアに自分の最後の手段を見せることを条件に、仲間たちを帝都に送るよう要求。その要求を飲んだソフィアは、御剣に頼み、智樹の仲間たちを帝都へ転移させるのだった。すると智樹は“最後の手段”として眩(まばゆ)い光の珠を生み出した。「この世界の連中には絶対思いつけない、最低最悪の炎ってやつを教えてやるよ!消し飛べ!」。その珠を放ち、あたり一帯を光のドームで覆ったような爆破を起こした。その一撃によって巨大なクレーターができ、爆心地では智樹が意識を失って倒れていた。智樹の攻撃には特殊な毒や呪いが付与されており、爆心地を中心に攻撃を逃れたものに対しても影響するようになっていたのだった。すぐには智樹の命を奪わないことにしたソフィア。するとそこへ巨大な魔力の波動を感じ取る。ソフィアが魔人と呼ぶ真が、リミア王国に降り立とうとしているのだった。

元の力を取り戻し青年の姿になった御剣とソフィア

◆リミアの勇者・響との再会

魔族による王都への突然の侵攻に、勇者・音無響(声:加隈亜衣)の仲間である魔術師・ウーディ=バイラ(声:村井雄治)は、王都からの退避を計画する。しかしローレル連邦の巫女(みこ)・チヤ=ハヅキ(声:田村奈央)は、自分たちが逃げたら市民たちがどうなるかと心配する。そんなチヤに響は、「魔族との戦いでこれまでたくさんの命が失われてきたの。私たちはその人たちの思いを背負わなければいけない。この戦争に勝って平和を手に入れる。私たちは生きてそれを成し遂げなければいけない。だからどれほど辛いことでも耐えなくちゃいけないの」と伝えるのだった。

チヤに撤退するための意味を伝えた響

しかし、そんな響たちの前に、以前死闘を繰り広げた魔将のイオ(声:楠大典)が現れる。イオを前にして変身した響は、布面積が少ない服をまとっていて…イオは「随分と卑猥(ひわい)な格好だな。それも策の一つか?」。その変身した服は、強化服だった。「私の守護獣をまとった強化服よ!」。響の仲間や市民たちの命を奪ったイオに対して「民間人の命を奪うのが軍人だというの!?」と叫ぶ響。「これは種族と種族の戦争だ。その終わりはどちらかの滅亡か…」。イオの言葉は、この戦いが単なる国同士の争いではなく、種族の存亡をかけた戦争であることを示していた。「さぁ決めろ!民を犠牲にして逃げるか、私を討つ可能性にかけるかー!」そう言って襲い掛かって来るイオに、響はエルダードワーフのベレン(声:辻親八)に仕立ててもらった剣で迎え討つ。しかし、4つの属性を持つガントレットを付けたイオに力の差を見せつけられる。とどめを刺されそうになった響の前に、澪の開発したヒーロースーツを着用した真が上空から現れた。“商人のクズノハ”だとバレないための変装だった。

真が識に勧められて着ていたのは…澪のヒーロースーツだった…(画像は第二十夜より引用)

真の場違いな姿に、戦場の全員が驚き言葉を失う…。そこにいる響の姿を見て真も同じように驚いた。「音無先輩が勇者!?」。真が聞いていた“同じ世界から来た勇者”は、真が元の世界で通っていた高校の先輩、音無響だったからだ。この事実に、真は戦場であることも忘れ、響を凝視するのだった。

◆勇者・響のセクシーコスチュームに…「卑猥装備に続いてクソダサスーツも登場だ」

響が魔将・イオと対峙した時に着用していた“セクシーなコスチューム”にSNSでは「魔将に卑猥って言われるとか、どんだけ卑猥なんだ」「澪の格好もすごいことになってましたが、それ以上にすごい響がついにお披露目」と話題に。さらに、響を助けに入った真が着ているヒーロースーツにも「卑猥装備に続いてクソダサスーツも登場だ」「登場の仕方は確かにヒーローだが…特撮レンジャー系スーツには笑った」「真のコスチュームは澪の趣味だったか」などと注目が集まっていた。

『月が導く異世界道中 第二幕』次回は6月3日(月)よる11時よりTOKYOMX、BS日テレ他にて順次放送予定。

作品キービジュアル

『月が導く異世界道中 第二幕』公式HP
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画像提供:©あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中第二幕製作委員会

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