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広島市が5月に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「広島県平和大使協議会」に市施設の使用を許可していたことを巡り、市が2023年11月にも協議会主催の集会会場として、アステールプラザ(中区)の使用を許可していたことが6日、分かった。
協議会は昨年11月11日、プラザ大会議室で平和学術フォーラムを開催。約100人が参加した。同10月25日にプラザに申請があり、職員が同日、許可したという。
市文化振興課は「地方自治法で正当な理由がない限り、住民が公の施設を利用することを拒んではならないとされているため、不許可にはできない」としている。
一方、市の外郭団体の広島平和文化センターは今年1月、広島国際会議場(同)の研修室を無料で利用できる登録団体から別の旧統一教会関連団体を抹消した。「旧統一教会や関連団体と関わりを持たない」とする市の方針に基づき、関連団体による研修室の利用を認めていない。