人気のイチゴパフェ Tシャツに 矢掛の農業体験施設 グッズ第1弾

完成したTシャツのイラストを手がけたいわさきさん(左)とモチーフとなったパフェの写真を手にする嶋山部長

 岡山県矢掛町東三成の農業体験施設「水車の里フルーツトピア」がオリジナルのTシャツを作り、6日、お披露目した。施設のカフェで提供していたイチゴのパフェがモチーフ。町在住のフードイラストレーター・絵本作家いわさきまゆこさんが、かわいらしいイラストを手がけている。

 カフェは、施設で収穫したイチゴやブドウといった旬のフルーツによるパフェを提供し人気を呼ぶ。Tシャツはそのグッズ化第1弾との位置付けで、白とネイビーの2カラー、M、Lとそれぞれの袖を短くした4サイズを展開。いずれも3520円で7日から施設で販売する。

 「芸術作品のようなパフェなので、忠実に描きながらも絵ならではの温かみも表現した」といわさきさん。

 2018年のオープンからカフェが提供してきたパフェは23種類に上るといい、今後も同様にTシャツや雑貨を開発する計画。企画した施設の指定管理者・エンジョイファーム(同所)の嶋山大祐取締役事業部長は「パフェも地域資源の一つ。多くの方に着ていただき、矢掛をPRしてほしい」と話した。

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