路上で男性の頭を鉄パイプで殴るなどし貴金属を奪ったとして、警察は6日、強盗殺人未遂の疑いで外国人3人を逮捕しました。警察は組織的な犯行の可能性も視野に捜査をしています。
強盗殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、ブラジル籍の自称会社員の男（31）と、いずれもペル－籍で職業不詳の男（26）と無職の男（30）の3人です。
事件があったのは、広島市西区庚午中の路上です。警察によりますと、3人はほかの複数人とともに、5月25日午後9時25分ごろ、外国人男性（40代）の頭を鉄パイプで殴るなどして殺害しようとし、身につけていた貴金属を奪った疑いが持たれています。
男らは、走行中の被害者の車を複数台の車で取り囲み停車させ、車外で男性に暴行などを加えたとみられています。
男性は頭蓋内出血などの大けがをしましたが、命に別状はないということです。
警察は捜査に支障があるとして、3人の認否は明らかにしていません。
警察は、被害者と男らの間に何らかのトラブルがあり、3人のほかにも複数人が関わる計画的な犯行の可能性もあるとみて捜査をしています。
