「誰だかわからなかった!」『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』実写化、天海祐希「まさかの特殊メイク」に驚きの声

天海祐希

6月5日、人気児童小説シリーズ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』が、天海祐希さん主演で実写映画化されることが発表された。メガホンを取るのは『リング』『スマホを落としただけなのに』などのヒット作を手掛けてきた中田秀夫監督だ。

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズは、作・廣嶋玲子さん、絵・jyajyaさんによる、不思議な駄菓子屋・銭天堂を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の行く末を描く児童小説。全世界で累計発行部数850万部を突破する人気シリーズだ。

同シリーズは2013年に刊行がスタートし、現在は17巻まで発行。また2020年からはNHKにてテレビアニメ化・アニメ映画化され、2023年には舞台化とゲーム化もされている。2022年には埼玉・西武園ゆうえんちにて「銭天堂」を完全再現したコラボアトラクションもできるなど、これまで様々なメディアミックスをしてきたことでも知られている人気コンテンツだ。

2023年末に東映により実写化が発表されてから約半年。銭天堂の店主を務める年齢不詳の女性・紅子(べにこ)を演じるのが天海祐希さんだと発表されたが、紅子のビジュアルには驚いた人がかなり多いようだ。

何しろ紅子は結いあげた真っ白のお団子髪に真っ赤な口紅、古銭柄の赤紫色の着物を着て、「~でござんす」という変わった口調が特徴の、大きな身体のふくよかな体の女性だ。

天海さんといえば、スラッとしたスタイルの持ち主であるイメージも強いが、今回3時間以上に及ぶ特殊メイクをほどこし役に挑んだようだ。ふくよかな二重アゴを完全再現したビジュアルが公開されると、ネット上では「誰だかわからなかった!」「まさか天海さんとは」の声が殺到した。

同日公開されたティザー映像では、天海さん演じる紅子が不敵にほほえむ姿や、おだやかながらも怪しくしゃべる様子を見ることができ、その姿はまさに紅子そのものとなっている。

今回の発表を受け、SNSでは「どうなることかと思ったけど特殊メイクすごい」「ミステリアスなところがぴったりかも」「銭天堂の世界観がそのまま再現されてる」「意外だけどしっくりくるなぁ」と大盛り上がり。これまで様々な役柄を演じてきた天海さんの新境地に期待する声も多いようだ。

ティザー映像では、食べると何となくテストの問題がわかる「ヤマ缶詰」、インコのようにモノマネが上手くなる「インココイン」、食べると周囲に好かれるようになる「もてもてもち」の「ふしぎ駄菓子」が登場していたが、お客たちの行く末ははたして? 映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の公開日は2024年12月13日となっている。

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