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薬物乱用のない社会をつくるため、子どもたちに薬物の危険性を伝える講演会が新座市内の中学校で開かれました。
6日は、新座市立第四中学校の生徒およそ450人を前に、薬物依存の人たちの社会復帰を支援するNPO法人埼玉ダルクの施設長辻本俊之さんが講演しました。
辻本さんは、高校生の頃から覚せい剤をおよそ20年間使用し、薬物依存に悩んだ自身の経験に基づいて、生徒たちに薬物乱用の恐ろしさを伝えました。
また、幻聴や幻覚などの経験や、手に泥が付いていると錯覚して長時間、手を洗い続けてしまうなど、後遺症についても経験談を基に話しました。
そして、薬物乱用の防止には規則正しい生活を送ることが大切だと伝えました。
生徒たちは、薬物乱用を人ごとではない問題として、真剣に話しを聞いていました。