なかなか進展しない新スタジアム整備 秋田市の穂積市長が議会でも「八橋」の可能性に言及

秋田朝日放送

秋田市の6月定例議会が始まり穂積市長は新たなスタジアムについて八橋に整備する可能性があることを本会議の場で改めて言及しました。

秋田市の補正予算案は一般会計の総額が45億9千万円余りです。物流事業者への補助など物価の高騰に対応する事業や子どものインフルエンザワクチンの接種にかかる費用の補助などが盛り込まれています。また、保育所などでの性被害を防止するためパーテーションやカメラなどの設備を購入する費用を補助する方針です。

なかなか進展しない新たなスタジアムの整備については3日の会見で外旭川地区以外の地域に整備する可能性について言及していた穂積市長。議会に対し改めて県と市、ブラウブリッツの三者で幅広く検討していくと話しました。

秋田市 穂積市長:「現時点では市場余剰地に整備することとしているが、Jリーグからは来シーズンのライセンス審査に向け、整備スケジュールのさらなる前倒しを求められていることから、八橋運動公園を含めた他の場所での整備の可能性についても排除しない」

スタジアム整備にも関わる卸売市場の再整備については施設の規模や配置、スケジュールなどを盛り込んだ基本計画案が今議会で示される予定です。また、7月で発生から1年となる豪雨災害への対応については検証内容を踏まえ地域防災計画を見直すことにしていて年度内にとりまとめる方針です。

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