梅雨入り前に…傘のスペシャリストに聞く最新の傘事情 人気は「軽量・コンパクト・簡単操作」

メ~テレ(名古屋テレビ)

平年より遅い今年の梅雨入り。しっかり準備しておきたいのが、お出かけ時の「傘」です。名古屋にいる傘のエキスパートに、最新事情を聞きました。

梅雨入りがいつになるか気になる、きょうこの頃。 その前にチェックしておきたいのが、傘やレインコートなどの“雨具”です。 やってきたのは、名古屋駅の「ジェイアール名古屋タカシマヤ」。 そこには、傘の専門的な知識を持つスペシャリスト「アンブレラマスター」の内田真美さんがいます。 内田さんは、傘の修理などのトラブルやお悩み相談に対応したり、オススメの商品を紹介してくれたりします。

人気の傘は?

そんな内田さんに、さっそくオススメの傘を聞きました。 「今オススメなのがクイックオープンというタイプと、ボタンを押すとそのまま開くジャンプタイプ。簡単に開けるので、人気商品になっています」(内田さん) 定番は持ち運びが負担にならない、軽量かつコンパクトで、簡単に操作ができる折りたたみ傘。 紳士用ではワンタッチで開いたり、閉じたりすることができる商品が売れ筋です。

晴雨兼用の折りたたみ傘も人気

また雨に濡れにくい少し大きめのサイズで、日傘としても使える、晴雨兼用の折りたたみ傘も人気です。 「女性用の折りたたみ傘は大体50センチぐらい。大きいサイズがあまりなくて、作ったのが大きなサイズの晴雨兼用(55センチ)」(内田さん) その他スプリングコートのような、カジュアルなデザインのレインコートや、連結することで赤ちゃんと一緒に着ることができる、レインコートとベビーポンチョのセットが、注目を集めています。

梅雨の時期あるある

そんな傘の出番が多くなる梅雨の時期、あるあるなのが―― 「傘の置き忘れはある」(20代) 「電車かコンビニで横に置いていたら、忘れる」(20代) 電車やお店に、うっかり置き忘れ。 そんな経験をしたことがある人も、多いのではないでしょうか。 東海3県の警察に届けられた「忘れ物」の傘は、去年1年間で8万6000本以上に。 「ウェザーニュース」のアンケートでは、7割を超える人が、傘の置き忘れの経験が「ある」と答えています。 「カバンに入れられるように、折りたたみ傘を使うように意識している。あとはお気に入りの傘を見つける。そうすれば忘れないようになる」(20代)

忘れ物対策できる便利な傘とは…

「ジェイアール名古屋タカシマヤ」では、忘れ物対策にも役立つ、傘の持ち運びに便利なグッズのコーナーを、今年から新たに設置。 店頭に並んだばかりの新商品が―― 「長い傘を、シュッと入れられる袋」(内田さん) 傘を差し込むと袋が伸び、肩にかければ肌身離さず傘を持ち運ぶことができます。 ちなみに傘を取り出すと、袋は元のサイズに。 傘の出番が多くなる梅雨の時期に、大活躍の便利グッズです。

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