56歳とは思えぬ…元最多勝エースが“ビタビタ”制球 変わらぬフォームに衝撃、球場大歓声

「レジェンドOB対決」に登場した野田浩司氏【写真:球団提供】

オリックスOBの野田浩司氏が谷繁元信氏と対決

■横浜 ー オリックス(6日・横浜)

阪神やオリックスで活躍した野田浩司氏が6日、横浜スタジアムで行われたDeNA-オリックスで「レジェンドOB対決」に登場。DeNA、中日でプレーした谷繁元信氏と対決し、ファンを沸かせた。

野田氏は阪神からオリックスに移籍した1年目の1993年に17勝を挙げて最多勝を獲得。1995年には1試合19奪三振の日本記録を達成(2022年にロッテ・佐々木朗希も記録)するなどエースとして活躍。56歳となった右腕は背番号21のユニホーム姿で登場し、まずは捕手役を務めた谷繁氏に対して投球練習を行った。

谷繁氏が打席に立ち、いざ勝負が始まると野田氏は現役時代を彷彿させるスリークォーター気味の投球フォームからテンポよい投球を披露。見逃し、空振り、ボールのあとの4球目を捉えられたが三塁ライナーに終わった。

野田氏はDeNAを通じて「今回はこのような機会を与えていただいて感謝しています。横浜スタジアムはプロ初先発した思い出のマウンドですし、そこで当時対戦していた谷繁さんと対決でき、無事ストライクも入ったのでよかったです」とコメント。谷繁氏も「入団当時からの自分の応援歌を久々に聴くことができて懐かしく感じましたし、楽しませていただきました」とコメントした。(Full-Count編集部)

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