男の子2人に暴行した里親の男の初公判 顔を蹴る殴るなどをした罪に問われ「間違いありません」と起訴内容を認めるも積極的に加害する意図はなかったと執行猶予を求める

自宅で運営するファミリーホームで、養護していた子どもに、暴行した罪などに問われている里親の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。起訴状などによりますと札幌市南区の無職、池田龍被告は、2024年2月と3月、自宅で運営するファミリーホームに暮らしていた男の子2人に、顔を蹴ってケガをさせたり、殴ったりした罪に問われています。

事件があった現場

6月6日の初公判で池田被告は起訴内容について「間違いありません」と認め、弁護側は「積極的に加害する意図はなく、被害者にも謝罪している」と執行猶予を求めました。一方、検察は「子どもが冷蔵庫のものを食べてウソをついたことやふりかけをかけすぎたことで立腹し、犯行に及んだことはあってはならないこと」として懲役1年6か月を求刑しました。

子どもに暴行した里親の男

判決は6月20日に言い渡される予定です。

© 北海道文化放送株式会社