【広島】通算100勝の新井監督 試合球を受け取り「選手に感謝して飾りたい」

広島・新井監督

広島は6日の日本ハム戦(マツダ)に3―1で快勝。新井貴浩監督(47)は昨年の就任初年度から数え、監督通算100勝目を飾った。

前日で通算99勝として迎えた一戦。節目にふさわしく、投打の中心が序盤から躍動した。初回、一死二塁で4番・末包昇大(28)が先制2ランを叩き込むと、2回までに3点の援護をもらった開幕投手でもある九里亜蓮(32)は、日本ハム打線相手に7回まで4安打1失点とテンポ良くアウトを重ねて、今季2勝目を挙げた。

6月初の連勝を自身節目となる100勝で達成した新井監督は「モノに無頓着だから…」と照れながらも「選手たちが頑張ってくれたおかげなので、(選手たちに)感謝して飾りたいなと思います」と、試合後に2勝目の九里から譲り受けた試合球を、大事にユニホームのポケットにしまい込んでいた。

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