橋本病と向き合う覚悟告白して反響呼んだ元フジアナ石本沙織 フジ退社は「直接の要因ではなく…」

石本沙織

橋本病であることを告白した元フジテレビアナウンサーの石本沙織(43)が6日、インスタグラムを更新し、周囲からの激励に感謝した。

石本はインスタに「橋本病、慢性甲状腺炎、甲状腺機能低下症、バセドウ病、甲状腺機能亢進症、甲状腺腫瘍など… 私よりも大変な甲状腺関連の症状持ちながらも、上手く付き合いながら過ごしているという方たちからたくさんのコメントがあり、私も心強かったです!」と投稿して感謝。「私はとっても元気で、仕事もさせていただいていますのでご安心下さい!(ご心配をかけて申し訳ありません)」と報告した。

甲状腺について「首の前の方にある小さな臓器ですが、身体の新陳代謝を司る元気の源『甲状腺ホルモン』を作ってくれる大事な臓器です」と説明。橋本病については「実は女性の10人に1人が罹患すると言われている」と指摘する。「その割にはあまり名前が知られていません。不妊の要因にもなりうると言われています。疲れやすい症状に悩んでいる方、逆に動悸などが辛い方も、是非一度、甲状腺の検査を受けられることをお勧めします」と呼びかけた。

昨年3月いっぱいで約20年勤めたフジを退社している。

「ちなみにこれが退社の直接の要因ではなく、いろいろと前向きに考えての結論です」とした。

石本はフジアナ時代、快活なイメージがあったが、34歳で長女を出産後、甲状腺ホルモンの分泌が低下する橋本病と診断されたと6日のインタビューで告白。病気と向き合い、付き合っていくと説明し、SNSで反響を呼んだ。一般男性と結婚し、2児のママ。

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