マカオ、世界環境に日に合わせ省エネイベント実施…カジノIR運営企業らが参加

SJMリゾーツが運営するグランドリスボアとホテルリスボア外装の消灯前後の様子=2024年6月5日(写真:SJM Resorts S.A.)

 「世界環境の日」にあたる6月5日、マカオでは政府環境保護局がコーディネート役となり、政府部門やカジノIR(統合型リゾート)企業などの民間企業に参加を呼びかけ、公共施設、カジノIR施設、大型商業ビル、ランドマーク建築物などの外装ライトアップ等が1時間にわたって消灯された。

 環境保護局では、上述の1時間消灯イベントのほかにも、クールビズの推奨やオフィスが無人となるランチタイムの消灯呼びかけといった省エネの呼びかけを各所へ行っている。

 マカオのIR運営企業のひとつにあたるSJMリゾーツ社によれば、世界環境の日の夜には宿泊客や従業員にも省エネキャンペーンの参加を呼びかけたとし、同社オフィスについても冷房の設定温度を25℃以上に保っているとのこと。

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