日本代表の森保監督が“攻撃的3バック”に手応え「しっかり得点を奪って失点もゼロに抑えられたのは収穫」

FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選第5節が行われ、日本代表はアウェイでミャンマー代表と対戦。5対0で日本が勝利を収めた。

日本は、17分に鎌田大地のスルーパスから左サイドでフリーになった中村敬斗がドリブルから右足のシュートでニアサイドを射抜き、先制に成功。34分には、中村のパスを受けた鎌田がシュート。ポストに跳ね返ったボールを堂安律がゴールへ流し込み、リードを2点に広げた。後半はなかなか追加点を奪えなかったが、75分と83分に小川航基、後半アディショナルタイムには中村がこの日2点目を決めて、5-0で勝利した。

試合後、フラッシュインタビューに応じた日本代表の森保一監督は「長距離移動、気候の違い等々、選手たちがしっかり調整してくれて、プロフェッショナルな姿勢をピッチ上で見せてくれた」と語り、その結果として「我々を応援してくれているサポーターの皆さんに勝利を届けることができたかなと思っています」とコメント。短い準備期間の中で結果を残した選手たちへの賛辞を口にした。

また、この試合で得た手応えについては、「3バックで攻撃的にプレーするというところ。しっかり得点を奪って失点もゼロに抑えられたのは収穫かなと思います」と述べ、練習から取り組んできたことが実を結んだことを喜びつつ、その一方で「我々が目指すところはもっと高いところですし、これから2次予選のシリア戦、そして最終予選、W杯へと続く道の中では対戦相手も強くなってくると思うので、プレースピード、プレー強度、全てを上げていかなければいけないかなと思います」と、さらなる成長を誓った。

そして最後には「現地にもたくさんの日本人の方が応援に来てくれて、選手たちを励ましてくれましたし、テレビの前で、メディアを通じて、たくさんの方々が選手を応援してくれたことが後押しになったと思うので、サポーターの皆さんに感謝申し上げたいと思います。次の試合も勝って喜んでもらえるように良い準備をしていきたいと思います」と謝辞を述べ、5日後に控えるシリア代表戦を見据えた。

次戦は6月11日(火)19時10分からエディオンピースウイング広島にてシリア代表と対戦する。

【動画】試合後の森保監督インタビュー

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