スペースXのスターシップ、4回目飛行で帰還成功 計画通り着水

[6日 ロイター] - 米宇宙企業スペースXは6日、4回目の飛行試験となる大型宇宙船「スターシップ」をテキサス州の同社施設から打ち上げた。スターシップは地球の大気圏に再突入し、計画通りにインド洋に着水した。スペースXのライブストリームが示した。

3月に実施された前回の試験では、落下軌道中に大気圏で損壊し、着水できずに終わっていた。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「多くのタイルを失い、フラップが損傷したが、スターシップは海洋への軟着陸に成功した」と着水後にソーシャルメディアに投稿した。

1段目のロケット「スーパーヘビー」は飛行開始後にスターシップを切り離し、メキシコ湾に軟着陸したもよう。

2023年4月の初回打ち上げでは直後に爆発。11月には宇宙に到達した直後に爆発した。今回の飛行では先の段階に進むことを目指していた。

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