テレ東「きらきらアフロTM」23年の歴史に幕 9月に放送終了

 テレビ東京

 落語家の笑福亭鶴瓶(72)、タレント・松島尚美(52)がMCを務める「きらきらアフロTM」(木曜、深夜2.05)が、6日深夜放送の番組内で、9月26日の放送をもって終了すると発表した。23年の長寿番組に幕を閉じる。

 この日の放送で1166回目を迎えた番組は2001年4月6日からテレビ大阪で「きらきらアフロ」として放送を開始。12年4月から現番組名に改題後、テレビ東京制作に変わった。番組は2人が台本なし打ち合わせなしの、日常の出来事や話したい事をただ自由に話すというコンセプトで、スタジオには20から30人ほどの観覧客を招き、観覧客とトークすることもあった。

 これまでの放送では、観覧客は通常回とは別に大学に出張収録で行った新入生だけの回や、松嶋が妊娠した際には妊婦さんだけの回もあり、多様な趣向を凝らしてきた。

 名前の由来については番組名の名づけは松嶋尚美が行い、最初に出た名前は『きらきら汚物』で「きらきら」は松嶋「汚物」は鶴瓶を意味していたが、それでは鶴瓶に対してあまりにも失礼ということで『汚物』を鶴瓶のかつてのトレードマークだった『アフロ』に変えた現番組名になった。

 公式ホームページでも9月いっぱいで23年の歴史に終止符を打つことを告知。「私は、あの話の関係者です」。「あの時の子がこんなに大きくなりました」。「きらきらアフロを見て、私はこうなりました」などアフロとのつながりを募集した。

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