大谷翔平に被弾する2時間前…怪物右腕の“行動”が「凄いな」 MLB公式Xが注目「素晴らしい」

アップを行うパイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】

スキーンズの“試合前”にMLB公式Xが注目

パイレーツのポール・スキーンズ投手のルーティンに、MLB公式X(旧ツイッター)が注目している。5日(日本時間6日)にはドジャース戦に登板し、大谷翔平投手との“怪物対決”が話題に。同戦前には念入りなアップを見せ、その様子にファンも「凄いな」とコメントしている。

2002年生まれの右腕は、5月29日(同30日)に22歳になったばかり。高校卒業後は空軍士官学校で2年プレー。その後ルイジアナ州立大学へ転校し、昨年のMLBドラフトで全体1位指名を受けて入団した。

完成度は高く、今季は3Aで7試合に登板して防御率は0.99、27回1/3を投げて45三振を奪った。5月11日(同12日)のメジャーデビュー戦では球団最速となる164キロ(約101.9マイル)をマークし、ファンの度肝を抜いた。5日(同6日)には大谷との対決が注目を集めた。第1打席では3球三振を奪ったが、第2打席ではバックスクリーンへの一発を浴びた。

MLB公式Xは、同戦前のスキーンズのルーティンを紹介。楕円形のボールでキャッチボールを行い、ブルペンでは大谷も行うプライオボールの壁当て、その後は背中に重りを背負ったり、チューブを引っ張りながら投球動作を行うなど、さまざまな方法で調整していた。

ドジャースの山本由伸投手もやり投げを行うなど、独特のルーティンが話題に。最速164キロを生み出す怪物右腕の“秘訣”には、「素晴らしい」「この男が健康でいてくれることを祈るよ」「彼は自分のことをしっかりやっているようだ」とファンも注目していた。(Full-Count編集部)

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