国民の力「タージ・マハルの真実が明らかになっている…共に民主党は無責任な沈黙」=韓国

国民の力(与党)は6日、ムン・ジェイン(文在寅)前大統領の配偶者であるキム・ジョンスク(金正淑)夫人の2018年インド訪問に関する疑惑が佳境に入っているとし、攻勢を続けた。

パク・ジュンテ(朴俊泰)国民の力院内報道官はこの日、‘真実には浮力があります。タージ・マハルの真実が明らかになっています’とのタイトルの論評で「金正淑夫人のタージ・マハル訪問をめぐる疑惑がますます大きくなっている。タージ・マハルの訪問が現地で決定されたとの共に民主党側の主張とは異なり、踏査チームが事前に決めたという事実が新たに明らかになった」と主張した。

続いて「むいても、むいてもあふれ出てくるタージ・マハル疑惑にクァンファムン(光化門)の通りでは『タマネギ夫人』との皮肉が流れている。偽りの釈明に出た共に民主党は事実が明らかになると『無責任な沈黙』で一貫している」と批判した。

また「『大韓民国大統領』との文字が書かれた大統領徽章(きしょう)のついたヘリコプターに乗ったことも問題だ。大統領徽章は大統領が搭乗する飛行機にだけつけることができ『金夫人の大統領遊び』との嘲笑は避けられない」と指摘した。

朴院内報道官は「共に民主党はタージ・マハル訪問について『帰国の途でしばらく立ち寄った』と釈明したが、金夫人が訪問したウッタル・プラデーシュ州とタージ・マハルがあるアーグラは距離が遠く、しばし立ち寄れる所ではない。『専用機を利用しなければ日程上、訪問は不可能な場所』というのが当時、下見をした政府関係者の証言だ」と明らかにした。

さらに「真実は浮力があり、いつか表面に浮かび上がる。タージ・マハルでの真実も浮力の原則により表面に現れるだろう。共に民主党と文前大統領は、いくら隠そうとしても解決されないという事実を直視しなければならない」と付け加えた。

なお、国民の力は金夫人の2018年11月のインド訪問について‘超豪華な機内食’疑惑を提起するなど、積極的な攻勢を繰り広げている。

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