麦茶は「自分で作る」「ペットボトルで買う」どちらが安い?1ヶ月の値段で比較

麦茶をペットボトルで購入する際の費用

今回ペットボトルを購入して飲む際にかかる費用は、以下の情報を参考にします。

・2リットルペットボトル×6本入りで約960~1500円

1日1リットルの麦茶を消費する場合、1ヶ月(30日)で30リットルです。2リットルペットボトルで15本必要となるため、1ヶ月にかかる費用は以下の通りです。

約960~1500円÷6本=約160~250円/本
約160~250円/本×15本=約2400~3750円/月

2リットルペットボトルを購入すると、1ヶ月でおよそ2400~3750円の費用がかかりますが、ペットボトルであれば密閉容器に入っているため、保管が容易で衛生面において安心感があります。

自動販売機で購入するとさらに費用がかかる場合がある

麦茶のペットボトルを自動販売機で購入すると、さらに費用がかかってしまう可能性があります。今回は、600ミリリットルサイズのペットボトルで160円と仮定して計算します。

30リットル÷0.6リットル=50本/月
160円/本×50本=8000円/月

毎回、自動販売機で麦茶のペットボトルを購入すると、月に8000円ほどの費用がかかることが分かりました。

2リットルペットボトルを購入して詰め替える方法に比べて倍以上の値段がかかってしまうため、外出中に急に飲みたくなったとき以外は、2リットルペットボトルの麦茶を水筒に入れて持参する方がお得といえます。

麦茶を自分で作る場合の費用

今回、自宅で麦茶を作る際にかかる費用は、以下の情報を参考にします。

・麦茶パック52袋で約180~300円

1パックで1リットルの麦茶が作れると仮定して計算します。

180~300円÷52袋=約3.5~5.8円/袋
約3.5~5.8円/袋×30リットル=約105~174円/月

麦茶パックを使用した場合は、1ヶ月でおよそ105~174円の費用がかかることが分かりました。

節約には水出し麦茶がおすすめ

麦茶を自宅で作る際は、煮出したりお湯を沸かしたりすれば光熱費がかかるため、水出しにするとより費用を抑えられます。水出しであれば、水にパックを入れるだけですむので、光熱費をかけずに作ることができます。

麦茶パック1つで作れる麦茶の量は約1リットルが目安であるため、1日で消費できる量です。作ってからすぐに消費することを意識すれば、衛生面で問題が起こることも考えにくいでしょう。

麦茶は「ペットボトルで買う」よりも「自分で作る」方が安い

水分補給は毎日欠かせないものであるため、多くの量を消費します。節約のために水分量を減らすことは危険なので、量は変えずに購入費用を抑えることが大切です。

ペットボトルは、衛生面で安心できて利用しやすいものの、購入費用は高めなので、節約しながら十分な水分補給をするためには、麦茶のパックを購入して自分で作る方がお得といえるでしょう。

2リットルペットボトルではなく、麦茶パックを購入することで費用は20分の1ほどに抑えられる可能性があります。

毎日飲むものであるため、少しでも費用を抑えると長期的に見たときに大きな節約につながります。暑い時期は、熱中症に気を付けながら麦茶パックで生活費の節約を行いましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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