【東京都知事選2024】告示前ネット意識調査結果を発表!支持政党別、年代別の支持状況は?

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2024年6月6日公開された動画でのテーマは「どこよりも早い東京都知事選ネット意識調査」。

6月20日告示・7月7日投開票の東京都知事選挙に関して、選挙ドットコムが独自に実施したネット意識調査結果を公表!告示前の情勢と、支持政党別・年代別・男女別の支持傾向、今後の注目ポイントを解説します!

東京都知事選挙2024の予想される顔ぶれはコチラ

【このトピックのポイント】

  • 現段階では、現職の小池百合子氏先行、新人の蓮舫氏、石丸伸二氏が追う
  • 支持政党、年代、男女別の支持傾向は?しかし、4割が態度未定で情勢は流動的
  • 知事選と同日投開票の都議補選に注目すべき理由とは?

最新の意識調査結果を解説!

6月20日に告示される東京都知事選挙には現時点で、30人以上が立候補を表明しており、最終的に構図が固まる告示日まで目が離せない状況です。

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今回、選挙ドットコムが行った調査は、6月1~2日にインターネット上で実施。1000人から有効回答を得ました。

  • 年齢層:20~60代が9割以上
  • 支持政党:支持政党がない「無党派層」が6割
  • 投票意向:4割が必ず行く、3割強が多分行く

告示前の調査ということで、これまでの各候補者や政党の動向を踏まえて以下の3つを前提条件としています。

  • 現職の小池百合子都知事が立候補する(調査時点では立候補を表明していません)
  • 日本維新の会が独自候補を擁立する(調査時点では、政党幹部が候補擁立に意欲を示していましたが、候補者は決まっていません)
  • 選択肢は▽小池百合子氏(現職)▽蓮舫氏▽石丸伸二氏▽田母神俊雄氏▽清水国明氏▽日本維新の会(候補者未定)に加えて、その他の候補として候補者名を自由記述できるようにしました

MC伊藤由佳莉(選挙ドットコム編集部)「いわゆる選挙期間中に行う情勢調査とは違いまして、あくまで事前の期間中の意識調査という位置づけです」
選挙ドットコム編集長・鈴木邦和「そうです。今回の調査はどちらかというと投票者の中では比較的若い方々に寄ったサンプルです。また、通常の電話調査よりも無党派層が多い傾向がある点も前提としてご理解ください」

現職の小池氏先行!蓮舫氏、石丸氏が追う展開

さて、気になる調査結果を見ていきましょう。まず、全体情勢は下記のようになりました。

  • 東京都知事の小池百合子氏が先行し、立憲民主党・参議院議員の蓮舫氏、元安芸高田市長の石丸伸二氏追う展開
  • 元航空幕僚長の田母神俊雄氏と日本維新の会の候補者(未定)、タレントの清水国明氏は独自の戦い
  • 4割強が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的

MC伊藤「こちらの全体情勢をみて、鈴木さんはどういう印象ですか」
鈴木「告示前の調査なので現職は強く数字が出る。個人的には順当な調査結果だったと思います」「ネット支持層から支持されている石丸さんが思ったより良い数字だったかなという印象です」

現時点では、小池氏が差をつけている結果となりましたが、態度未定の層が多いため、今後の流れから目が離せません。

支持政党別では、自民党の6割が小池氏、立憲民主党の7割が蓮舫氏

国政の支持政党別をみると、また違った傾向が見えてきます。

与党勢力の自民党支持層は6割強が小池氏を支持し、1割前後が田母神氏を支持。公明党支持層は5割強を小池氏が固めました。

一方、野党勢力をみると立憲民主党支持層の約7割を蓮舫氏が固めましたが、小池氏にも2割が流れています。日本共産党支持層は蓮舫氏が5割強を固め、小池氏と石丸氏にも一定の支持があります。国民民主党支持層は小池氏と石丸氏がそれぞれ2割強の支持を得ています。れいわ新選組は2割強が蓮舫氏、1割強が石丸氏、1割程度が小池氏を支持しています。

そして、無党派層では小池氏が2割強、蓮舫氏と石丸氏にも一定の支持がある状況です。

小池氏が自民・公明・国民民主の支持を、蓮舫氏が立憲民主・共産の支持を集めており、石丸氏が各方面から少しずつ支持を集めています。無党派層でも、今のところ小池氏がリードしています。

鈴木「今の日本の政治状況の中で、東京も当然無党派が一番多くて、その次は自民党の支持層なので、その二つのボリュームゾーンを抑えている小池さんが現時点では強いという状況になっています」

また、今回は東京都議会の会派ごとの支持状況も調査をしました。国政政党の会派ではほぼ結果がリンクしているものの、小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」をみると、小池氏が8割強を固め、蓮舫氏に1割が流れている結果でした。

40代以上・女性から支持を集めたのは?若年層から人気があるのは?

次に、年代別・性別でも各候補の特徴があらわれました。

小池氏は40代以上でリードし、蓮舫氏は各年代で一定の支持を集めて特に70代で支持が厚いです。一方、石丸氏は若年層中心に支持を集めています。

性別では、蓮舫氏と石丸氏が男性に、小池氏が女性に支持が厚い傾向がみられました。

ともすれば国政の与野党対決を彷彿とさせる中ですが、鈴木は東京が全国一といっても過言でないほど無党派層が多い地域で、その多くが投票未定の状況である点を指摘します。

鈴木「無党派層をどなたがどれだけ取るのかっていうのが勝敗の鍵となります。現時点では無党派において小池さんがリードしているんですが、他の方々が今後どれだけ取るかによって、最終的な得票が変わってくると思います。そういう意味でも読みづらい選挙ですね」

知事選と同日の都議補選にも注目すべき理由とは?

さて、今回の調査では有権者が投票先を決めるときに最も重視する政策についても尋ねました。最も多かったのは「医療・福祉の充実」で2割強、次いで「教育・子育て支援」が13%、「防災・減災」が1割弱となっています。

MC伊藤「現職が進めてきた政策に対して、それに対抗する候補者たちがどういう訴えができるのかっていうのは見所の一つですよね」

ここで、元都議会議員でもある鈴木が言及したのが、知事選と同日に投開票が行われる東京都議会議員の補欠選挙(8選挙区)です。

現在、東京都議会の第1会派の自民党と第2会派の都民ファーストの会の議席数の差は1で、補選の結果で都議会第1会派が変わる可能性があります。都政への影響という意味では、都知事選だけでなく、都議補選の結果も重要視されます。

鈴木「小池さんや日本維新の会、他の候補の動向も気になるところです」

MC伊藤「今時点で立候補表明者が、過去最多の立候補者数だった前回以上の30人超え。史上最大の都知事選になりそうですね!」

告示日まで2週間を切りました。今後の各候補者、政党の動きにもさらにご注目ください!

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動画本編はこちら!

史上最大級の首都決戦!先行する現職を新人候補が追う!

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