国交省がスズキ本社に立ち入り検査 認証試験めぐる不正問題 浜松市

自動車メーカーなど大手5社の認証試験を巡る不正問題で、6月6日、国交省は浜松市のスズキ本社に立ち入り検査に入りました。

梅田航平記者:
「午前9時です。トヨタ自動車、ヤマハ発動機に続き国交省の職員3人がスズキ本社に立ち入り検査に入ります」

国交省によりますと、スズキで不正があったのは2014年から2017年まで製造・販売された貨物使用のアルトです。スズキによりますとブレーキを繰り返し掛けたときの停止距離を測る試験で実際の結果よりも短く書き換えて申請していました。再試験を行う時間がなく、担当者が意図的に結果を書き換えたとみられています。

立ち入り検査では、試験データや書類の確認、担当者への聞き取りなどが行われるということです。

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