『スクワッド・バスターズ』がローンチ初日に110万ドルの売上を達成―『クラロワ』『ブロスタ』のSupercell新作MOBA

『スクワッド・バスターズ』がローンチ初日に110万ドルの売上を達成―『クラロワ』『ブロスタ』のSupercell新作MOBA

5月29日にローンチされたSupercellの新作タイトル『スクワッド・バスターズ(Squad Busters)』が初日だけで880万ダウンロードを記録しました。海外メディアのPocketGamer.bizが報じています。

ローンチ初日で少なくとも110万ドルの売上を記録

『スクワッド・バスターズ』は、Supercellにとって5年半ぶりとなるグローバルローンチのタイトルです。Sensor Towerが同メディアに提供した推定情報によると、ローンチ初日にApp StoreとGoogle Playを合わせて110万ドルの売上を記録したとのことです。

ローンチ当日の売上はアメリカ、ドイツ、フランスがトップ3で、ダウンロード数は初日のみで880万に到達。こちらはアメリカ、インドネシア、ブラジルがトップ3と推定されています。

本作はグローバルリリースに先駆け、4月25日にメキシコ、スペイン、カナダ、シンガポールなどでソフトローンチを実施。18日間たらずで500万ダウンロードを達成したと報じられていました。

既存タイトルのさらなるヒットにも期待

Supercellはこれまでに『ヘイ・デイ』、『クラッシュ・オブ・クラン(クラクラ)』、『ブーム・ビーチ』、『クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)』、『ブロスタ』と5本のタイトルをリリースしており、すべてが10億ドルを超える売上のヒット作となっています。

『スクワッド・バスターズ』はそうした人気作品の看板キャラクターたちが集結するマルチプレイ対戦ゲームで、4月25日の事前登録開始から約1カ月で登録者数4,000万人を達成していました。

また、親会社であるテンセントは2024年第1四半期の決算報告で『ブロスタ』の海外売上が4倍以上、DAUが2倍以上(いずれも前年同期比)に成長したとしており、Supercellへの投資に大きな手ごたえを感じていました。

『スクワッド・バスターズ』が前述したように同スタジオ作のクロスオーバー(オールスター)タイトルであることから、既存作品のさらなるヒットにも期待できそうです。

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