大谷翔平の元通訳・水原一平被告、ウーバーイーツ配達員に“転身” 米紙が写真公開 「食べ物は盗まないで」と厳しい声も

大谷翔平投手(ドジャース)の元通訳で、大谷の銀行口座から約1700万ドル(約26億4400万円)を盗んだとされ、銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告。すでに罪を認めており、10月25日(日本時間26日)の判決を待つ段階となっているが、このほど意外な“転職先”が発覚した。米メディアがUber Eatsの配達員として働く姿を激写し、掲載した。

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■「LA地域で目撃」NYポストが独占入手

米紙『ニューヨーク・ポスト』は6日(同7日)、「ショウヘイ・オオタニの元通訳、ミズハラ・イッペイが詐欺スキャンダル後にUber Eatsの配達員に転身」と題して、記事を公開した。

同紙は「彼は最近、ロサンゼルス地域でUber Eatsの配達をしているところが目撃され、その様子をポスト紙が独占入手した」と記し、水原被告と見られる人物の写真7枚を掲載した。

そこには黒のキャップを被り、グレーやベージュのパーカー、黒のハーフパンツを着用し、足元はサンダルやスニーカーという姿で、配達員として働く同被告の姿が収められていた。家庭に物を届ける様子や、ベトナム料理店で配達品を待つ写真が掲載されたほか、トイレットペーパーを持ちながら歩き、路上でたばこを吸う1枚もあった。

写真にはすべて「ミズハラ・イッペイは銀行詐欺と税金詐欺で有罪を認めた後、Uber Eatsの配達をしているところが目撃された」という説明が添えられている。

■最長33年の禁錮も減刑される見通し

この記事を受けて、複数の米メディアが反応。『FAN BUZZ』は、「彼のUber eatsでのキャリアがギャンブルよりもうまくいくことを願う。結局のところ、お客はイッペイが注文した食べ物を盗まないことを願っているだけだ」と皮肉を込めた。さらに「ただ、しばらく配達の仕事は中断しなければならないだろう。近いうちに刑務所に入るかもしれないからだ」と厳しい表現を続けた。

同被告は4日(同5日)、カリフォルニア州の連邦地裁に出廷し、大谷投手の銀行口座から金を盗み、不正送金を行ったとする銀行詐欺などの罪を認めた。銀行詐欺罪と税務申告に関する虚偽申告罪で最長33年の禁錮刑が科されるが、司法取引に応じているため減刑が見込まれている。

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