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南島原市の福祉施設で、入居中の女性にわいせつな行為をしたとして、長崎地裁は元職員の男に保護観察付きの有罪判決を言い渡しました。
不同意わいせつの罪で有罪判決を言い渡されたのは、島原市上の原3丁目の無職 有馬和彦 被告(59)です。
判決によりますと有馬 被告は、2023年12月、当時勤務していた南島原市の福祉施設で入居する20代の女性の胸を触るなどしたということです。
長崎地裁で7日に開かれた判決公判で太田寅彦 裁判官は「重度の知的障害がある女性へのわいせつ行為は卑劣で悪質」と指摘し、懲役2年、執行猶予3年の保護観察付きの有罪判決を言い渡しました。