「マスター・オブ・酒」の資格取得目指して 米国人男性が丹波市の老舗酒造会社で研修

日本酒教育の国際最高資格「マスター・オブ・酒」の取得を目指して、アメリカ人男性が丹波市の老舗酒造会社で日本の伝統的な酒造りを学んでいます。

丹波市市島町の酒造会社西山酒造場で日本酒造りの研修を受けているのは、フロリダで酒造りの経験をもつアメリカ人のハイダー・ヘッシュンさんです。

「マスター・オブ・酒」はロンドンに本部を置く「酒ソムリエ協会」と日本ソムリエ協会が共同で開講した日本酒教育の国際最高資格で、資格の取得には日本の酒蔵での研修が必須となっています。

西山酒造場は2014年から外国人の研修生を受け入れていて、5月7日から2カ月間の予定で研修を受けるハイダーさんは創業175年の歴史ある酒造場で、伝統的な日本酒造りを学んでいます。

研修は6月28日まで続けられ、最終日に「マスター・オブ・酒」の認定修了証書が手渡されます。

© 株式会社 サンテレビジョン