Twitch、音楽配信を活性化するDJプログラムを発表 メジャーレーベルなどと提携し権利問題を解決

Twitchは、本日6月7日にTwitch DJプログラムを発表した。

Twitchでは音楽の人気が高まっており、2023年には1億6,200万時間の音楽コンテンツが視聴され、2020年初頭以降にはTwitchでストリーミングするDJの数は4倍以上に増加。しかし、楽曲利用における著作権の問題により、ストリーミングのコンテンツが制限されていた。

この問題に対処するために、Universal Music Group、Warner Music Group、Sony Musicなどのメジャーレーベル、また、Merlinを通してインディーズの楽曲まで複数の企業と協力し、プランを計画。そして、今回発表されたプログラムにより、TwitchのDJ配信者はこれまで著作権などで使用が困難であった既存の楽曲であっても、ライブ配信できるようになったという。

Twitch DJプログラムによって利用できる項目は、『安全かつクリエイティブに自分を表現できるTwitchのDJカテゴリー』、『どの曲が使用できるかがわかる、ライブ配信で使用できる音楽のカタログ』、『Twitchのホームページへの掲載を含む、Twitch内外でのプロモーションの機会』、『DJに特化したスポンサーシップの機会』となっている。

(文=リアルサウンド編集部)

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