「殺していません」と起訴内容を否認 寝ていた妻を包丁で殺害した罪に問われている男(73)の裁判員裁判【岡山市南区】

岡山市南区の自宅で妻を包丁で刺して殺害したとして、殺人の罪に問われている男の裁判員裁判が始まり、男は「殺していません」と起訴内容を否認しました。

殺人の罪に問われているのは、無職の男(73)です。発表などによりますと、男はおととし12月31日から翌日にかけて、岡山市南区の自宅で寝ていた妻の胸を包丁で刺し、殺害した罪に問われています。

きょう(7日)初公判が開かれ、検察側は冒頭陳述で、男は朝から酒を飲み、妻と口論の後、犯行に及んだと主張。

一方で弁護側は「妻が自殺をした可能性があり、被告が犯行に及んでいても、アルコールの影響などで心神喪失の状態にあった」として無罪を主張しました。

裁判は24日に結審し来月(7月)5日に判決が言い渡されます。

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