BMW、コンパクトSAV『X1』にガソリンとBEVのエントリー“sDrive18i”と“eDrive20”を追加設定

 BMWがプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントにおける唯一のSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と称する『BMW X1(エックスワン)』のラインアップに、待望の高効率ガソリンエンジン搭載のエントリーモデル『BMW X1 sDrive18i(エスドライブイチハチアイ)』と、同じく電気自動車にも『BMW iX1 eDrive20(アイエックスワン・イードライブニーマル)』が登場。5月29日より販売が開始されている。

 高いアイポイントが安心感をもたらすセミ・コマンドシート・ポジションや、BMWならではの俊敏で爽快な走りを継承し、2023年初頭に上陸した現行の3代目モデルは、シンプルながらも洗練された印象を与えつつ、BMWカーブド・ディスプレイの採用やiDriveコントローラーの廃止など、ユーザーインターフェースにおいても大幅なデジタル化が施された。

 そのラインアップに追加されたBMW X1 sDrive18iは、最高出力115kW(156PS)/5000rpm、最大トルク230Nm/1500-4600rpmを発揮する1.5リッター直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンと、ダイナミックな走りを実現する7速ダブル・クラッチ・トランスミッションを搭載。

 正方形に近い大型キドニー・グリルと、BMWデザインの意匠のひとつである環状のシグネチャーを2回繰り返す“ツイン・サーキュラー”を進化させたアダプティブLEDヘッドライト、ハンドルをドアパネルと一体化させたフラッシュ・ハンドルの採用など、特徴的なエクステリアによるエアロダイナミクスの最適化も貢献し、WLTCモードで14.4km/Lの燃料消費率を達成する。

 一方、バッテリーEV(BEV)のBMW iX1 eDrive20は、電気モーターをフロントアクスルに持つ前輪駆動モデルとなり、最高出力204PS(150kW)、最大トルク250Nmを発揮。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池のバッテリー容量は66.5kWhとなり、上位グレードの“xDrive30”より約140kgの軽量化を施すことで、一充電での走行可能距離は同モデルより30km長い495kmとしている。

 両モデルともにスポーティさを増したM Sportのトリムが採用され、アダプティブMサスペンションを装備することで標準サスペンション搭載モデルと比較して車高が20mm下がり、操舵性を大幅に向上させている。

 また、最先端の先進安全機能ドライビング・アシストを標準装備し、パーキング・アシスタントには同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能なども網羅する。価格は『BMW X1 sDrive18i』が540万円、同『BMW iX1 eDrive20』が650万円(いずれも税込)となっている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

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