事件後に女子大生のパソコン売却 殺人罪で26歳男を起訴、大阪

 大阪府枚方市のマンション一室で5月、住人の女子大学生が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された無職西光勝容疑者(26)=兵庫県明石市=が事件後、大学生のノートパソコンを枚方市の買い取り店に売却していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。大阪地検は容疑者を殺人罪で起訴した。

 捜査関係者などによると、亡くなったのは交際相手とみられる関西外国語大2年渡辺華蓮さん(19)。現場の部屋では血の付いた包丁が見つかっており、西光被告が4月に量販店で購入していたことも判明した。「殺害するのに使った」と供述しているという。

 被告がノートパソコンを持ち込む様子が防犯カメラに写っていた。

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