【危険】“ゴルフ練習禁止”の河川敷で豪快にフルスイング!「リハビリ代わりに…」“迷惑ゴルファー”の呆れた言い訳

ゴルフ練習禁止の河川敷で豪快なフルスイングを繰り返す迷惑ゴルファーを直撃すると、あきれた言い訳が返ってきた。

ゴルファーによる迷惑行為が相次いでいるのは、広島市にある河川敷。
地元の自治会が撮影した映像を見ると、まるで打ちっぱなしの練習場にでも来ているかのようにゴルフをする男性の姿があった。飛距離を飛ばすドライバーで、豪快なフルスイングをし、近くに子どもたちがいてもお構いなしだった。

7日に取材班が現場に向かうと、河川敷では迷惑ゴルファーの姿があり、あろうことか、近くにある会社に向かってボールを打ち込んでいた。

河川敷で危険なゴルフをするのは、軽犯罪法違反にあたる可能性があるため禁止されているが、毎日のようにゴルファーたちがやって来るという。

5月に撮影された映像には、あたり構わずフルスイングする男性の姿があり、河川敷では、子どもたちが野球をしていた。ゴルフボールが直撃すれば大事故にもつながりかねない。

ゴルフに熱中する赤いウェアの男性は、警察官が現場に駆けつけると、急いでゴルフクラブを拾い集め、そそくさと河川敷から逃げていった。

近隣住民は、「やはり少年たちに当たったら危ない。いけないことはいけない」と河川敷でのゴルフに恐怖を感じていた。

「イット!」が、迷惑ゴルファーの男性を直撃取材すると、「ちょっとアプローチだけやるように…リハビリをかねて」という呆れた言い訳だった。ゴルフ禁止だと知っているか聞くと、「知っている。ちょっと足が悪くて、ここ歩いてね、ちょこちょこリハビリ代わりに」との返答だった。男性はこの後も、ゴルフの練習を続けた。

国土交通省・太田川河川事務所は、「住民の皆さまに迷惑がかからないように安全で秩序ある利用を心がけてほしい」と注意を呼びかけている。

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