「秋田の漬物文化をもっと発信したい」 審査員も知らなかった「ミズの実」を使った漬物でグランプリ獲得

秋田朝日放送

山菜のミズの茎に秋になるとつくミズの実・コブを使った漬物が、全国1位に輝きました。生産者の、いぶりがっこ以外の秋田の漬物も広く知ってもらいたいという思いが受賞に繋がりました。

日本各地の特色ある漬物を表彰する漬物グランプリで法人の部に応募された全国112点の中から湯沢市の雄勝野きむらやが製造・販売する「みずの実っこ」がグランプリを獲得しました。7日受賞の報告を受けた佐竹知事もお気に入りの漬物のようです。

秋田では馴染み深いものの全国的にはあまり知られていないミズの実を使った地域性が高く評価され、県勢初のグランプリ獲得となりました。山菜採りに行く人の高齢化やクマとの遭遇の危険性から天然のミズの実は年々希少価値が高まっているといいます。この漬物は空港などの土産物店、道の駅などで販売されています。

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