契約を無視して日本でファンミーティングを準備中とされた、オーディション番組『少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~』最終1位だったユ・ジュンウォンが反論した。
ユ・ジュンウォンの法定代理人は6月7日、公式立場を通じて「POCKETDOL、PHUNKYスタジオ側とユ・ジュンウォンは、MBC『少年ファンタジー』に関する放送出演契約を締結しただけで、その後の正式専属契約を締結したことはない」と明らかにした。
続けて「POCKETDOL、PHUNKYスタジオは、ユ・ジュンウォンが専属契約に違反してこっそりとファンミーティングを準備するなど芸能活動をしようとしているとし、契約効力停止仮処分事件であたかも裁判所が専属契約存在を認めたかのように主張している」と付け加えた。
ますますドロ沼化
先立って6月5日、PHUNKYスタジオ(POCKETDOLスタジオの傘下レーベル)は立場文を通じて「当社は先立ってユ・ジュンウォンが契約を違反して、日本の公演制作会社ハックルベリーと密かに日本ファンミーティングを準備している事実を確認し、法的対応の意を明らかにした経緯がある」と伝えた。
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続けて「最近、ハックルベリーとユ・ジュンウォンのファンミーティングを準備する韓国制作会社がApple Monsterという会社であることを確認した」と指摘した。
ユ・ジュンウォンは『少年ファンタジー』で最終1位となり、ボーイズグループ「FANTASY BOYS」のセンターとしてデビューを控えていたが、デビュー前に収益分配の問題などで事務所との間に葛藤が生じ、グループを離れた。
そのためFANTASY BOYSは予定されていた12人組ではなく、11人組として2023年9月にデビューした。ユ・ジュンウォンはPHUNKYスタジオを相手に専属契約効力停止仮処分申請を出したが、敗訴している。
PHUNKYスタジオは、6月5日の発表で「ユ・ジュンウォンが契約を違反して」としているだけに、今もユ・ジュンウォンと契約関係にあるという立場だ。
一方でユ・ジュンウォン側は、今回の公式立場を通じて「仮処分事件の事件名と申請を棄却するという内容だけを悪意を持って歪曲し、締結されてもいない専属契約違反云々し、強力な法的対応をとると主張している」と反論した。
そして「これは裁判所の判決を無視する行為であり、虚偽事実を流布してユ・ジュンウォンの名誉を傷つける違法な行為だ」と声を上げた。また、仮処分決定文の一部も公開した。
オーディション番組1位がデビューできないという前代未聞の事態は、ますますドロ沼化していきそうだ。
なお、PHUNKYスタジオがユ・ジュンウォンを相手に提起した30億ウォン(約3億円)の損害賠償訴訟の初弁論期日は、来る6月27日に開かれる予定だ。