【独自】河川敷で“豪快フルスイング”の迷惑ゴルファー 近くには子どもも…直撃取材で「あきれた言い訳」

ゴルフ練習禁止の河川敷で、フルスイングを披露。
迷惑ゴルファーを直撃すると、あきれた言い訳が返ってきた。

ゴルフ禁止を「知っている」とはっきり…

飛距離を飛ばすドライバーで、近くに子どもたちがいてもお構いなしの豪快なフルスイング。
ゴルファーによる迷惑行為が相次いでいるのは、広島市にある太田川河川敷だ。

まるで打ちっぱなしの練習場にでも来ているかのように、ゴルフをする男性。
“迷惑ゴルファー”はあろうことか、近くにある会社に向かってボールを打ち込んでいた。

「イット!」取材スタッフ:
周りに落ちていたゴルフボールを集めてみました。13個落ちていましたね。

太田川河川敷の場合、河川敷での危険なゴルフは軽犯罪法違反にあたる可能性があるため禁止されている。
しかし、毎日のようにゴルファーたちがやってくるのだという。

5月に撮影された映像にとらえられていたのは、あたり構わずフルスイングする男性。
近くでは子どもたちが野球をしていて、ゴルフボールが直撃すれば大事故にもつながりかねない状況だ。

赤いウェアの男性はゴルフに熱中していたが、警察官が現場に駆けつけると、急いでゴルフクラブを拾い集め、そそくさと河川敷から逃げていった。

近隣住民は、河川敷でのゴルフに恐怖を感じているという。

近隣住民:
やはり少年たちに当たったら危ないなと思いますね。いけないことはいけない。

「イット!」が迷惑ゴルファーを直撃すると、返ってきたのは、あきれた言い訳だった。

迷惑ゴルファー:
ちょっとね、アプローチだけやるように…リハビリを兼ねて。

「イット!」取材スタッフ:
ゴルフ禁止のエリアって知ってました?

迷惑ゴルファー:
知ってますよ。最近はね、ちょっと足が悪くてね、ここ歩いてね、ちょこちょことリハビリがわりに。

そう言うと、この男性はこの後もゴルフの練習を続けた。

国土交通省 太田川河川事務所は「住民の皆さまに迷惑がかからないように、安全で秩序ある利用を心がけてほしい」と注意を呼びかけている。
(「イット!」6月7日放送分より)

© FNNプライムオンライン