愛知県が介護報酬で事務処理ミス 10カ所の施設から請求された2億円以上が期日までに支払われず

メ~テレ(名古屋テレビ)

愛知県の事務処理のミスで、県内の介護老人保健施設に対する合わせて2億円以上の介護報酬が、期日までに支払われなくなったことがわかりました。 愛知県によりますと、6月5日、県内の介護老人保健施設から、請求した4月分の介護報酬について「請求が返されてきたがなぜか」と県に問い合わせがありました。

県が調べたところ、今年度の介護報酬の改定でリハビリに関する加算について昨年度届け出があった施設は今年度も届け出があるとみなされますが、県の担当者が事務処理を誤り、10カ所の施設についてデータを台帳に反映するのを怠った上、届け出が必要と思い込み、施設からの請求が誤っていると判断していたことがわかりました。

これにより、10カ所の4月分の介護報酬合わせておよそ2億6700万円の支払いが、本来の期日である6月25日に間に合わなくなったということです。

県はミスを謝罪し、7月の支払い分と合わせて振り込みを行うとしています。

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