横井・大藤の20歳ペアがパリ代表の平野・張本を撃破!4強入り【卓球 WTTザグレブ】

WTTコンテンダーザグレブ2024<6月3~9日/クロアチア>
6月7日、女子ダブルス準々決勝で平野美宇(24)/張本美和(15=木下グループ)が、横井咲桜(20)/大藤沙月(20=ミキハウス)にゲームカウント2-3で敗れた。

平野・張本の"みうみわ"ペアはパリ五輪代表同士で、本番でのダブルス起用に向けて奮闘するも、なかなか結果が出ていなかった。

今回は1回戦をわずか12失点で勝ち上がるが、ここで強豪・ミキハウスの20歳コンビとの対戦となった。

第1ゲームは5-7とみうみわがビハインドを背負うも、ここからカウンター攻勢で4点連取し逆転。この後、サーブレシーブでのせめぎ合いでみうみわが14-12として先制する。

次も一進一退の攻防となるが、徐々に張本の強打でラリーが終わることが増え、第2ゲームも11-9でみうみわが奪取する。だが3ゲーム目は5-3から5連続得点したミキハウスペアが11-6で取り返す。

第4ゲームはミキハウスペアが先に10-8とするが、張本が2本レシーブエースを決め10-10に。だが横井が2本決めきってフルゲームに持ち込む。

最終ゲームも凡ミスが出ない大藤・横井に先行し、みうみわは張本が得点源となり8-8に追いつく。しかし大藤が巻き込みサーブで2点取り、最後は大藤のスマッシュが決まって11-8。

大藤・横井が激戦を勝利し、パリ代表の平野・張本は惜しくも敗れた。

<WTTコンテンダーザグレブ 女子ダブルス準々決勝>
平野美宇/張本美和 2-3 横井咲桜/大藤沙月
14-12/11-9/6-11/10-12/8-11

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