中野先輩(パリ五輪自転車代表)を応援 新堀小に懸垂幕掲示【花巻】

 パリ五輪の自転車競技に出場する花巻市石鳥谷町出身の中野慎詞選手(25)=楽天Kドリームス=を応援しようと、同町の新堀地区コミュニティ会議(髙橋公男会長)は7日、地区内2カ所に懸垂幕と横断幕を掲げた。中野選手の母校の新堀小学校(小山文明校長、児童66人)では4、5年生25人が作業を見守り、先輩の金メダル獲得を願った。

懸垂幕の前で中野選手の活躍を願う新堀小児童ら

 校舎東側に掲示された懸垂幕は縦580センチ、横70センチの大きさで、「祝 中野慎詞選手パリオリンピック出場(自転車競技) 新堀地区コミュニティ会議」と記されている。

 セレモニーで髙橋会長は「中野選手は最も美しいメダルを取りたいと練習していると思う。新堀、石鳥谷町を挙げて応援したい。みんなも大きくなったらオリンピックに出るような選手になってほしい」とあいさつ。小山校長は同校が今年度で創立150周年を迎えることに触れ、「花を添えてもらった。競輪選手の夢をかなえたのは素晴らしい。懸垂幕を見て、オリンピックで頑張れという気持ちをみんなで高めていきたい」と児童に呼び掛けた。

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