中国国産旅客機「ARJ21」、初の中央アジア路線に正式就航

中国で自主開発された支線用ジェット機「ARJ21」が7日、中央アジアの国際路線に正式就航しました。

中国の民間航空機製造会社である中国商用飛機(COMAC)によれば、同社を中心に中国で自主開発された支線用ジェット機「ARJ21」が7日、中央アジアの国際路線に正式就航しました。新たに就航した路線は、新疆ウイグル自治区カシュガルの徠寧国際空港とタジキスタンの第二の都市であるホジェンドを結ぶ航路です。

同社マーケティングセンターの楊洋副主任は、「ARJ21が中央アジア路線に就航したことで、乗り入れ先の都市や国家との経済、文化、観光などの交流がさらに促進される。『一帯一路』を共同建設する国の人々により便利な移動手段が提供された」と述べました。

ARJ21にとって中央アジア路線は、黒竜江省のハルビン市とロシアのウラジオストク市を結ぶ路線に次いで2本目の国際線です。

ARJ21はこれまでに139機が中国内外の10社以上の顧客に引き渡され、計549路線で運航されるようになりました。乗り入れ先は152都市で、延べ1300万人以上の旅客を安全に輸送したとのことです。(提供/CRI)

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