【虎に翼・裁判官編】キャスト・相関図まとめ

俳優・伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説の第110作「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)は、第10週(6月3日~)から裁判官編に突入した。相関図とあわせて、登場人物・キャストを紹介する。

相関図

登場人物・キャスト

佐田寅子(伊藤沙莉)
主人公。明律大学を卒業後、高等試験を突破して日本初の女性弁護士に。その後、優三(仲野太賀)と結婚し、娘・優未を授かるも、女性弁護士が自分一人となったことなどで苦悩し、弁護士の道を断念。父・直言(岡部たかし)に加え、戦争で優三や兄・直道(上川周作)を失うも、戦後の日本国憲法に希望を見いだし、再び法曹の世界へ。

猪爪はる(石田ゆり子
寅子の母。料理と整理整頓が得意で、猪爪家の家計も家事も完璧に管理するしっかり者。戦後、病気で夫・直言を失う。花江(森田望智)とともに猪爪家を支えている。

猪爪花江(森田望智)
寅子の親友で、寅子の兄・直道の妻。二人の息子、直人と直治を授かる。戦争で直道を失うが、その後も猪爪家の一員として義母・はるとともに家族を支えている。

猪爪直明(三山凌輝
寅子の弟。純粋な性格で家族想い。責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面も。戦争で親を亡くした子どもたちと遊んだり、相談に乗ったりするボランティア活動に力を注ぐ。

佐田優未(斎藤羽結
寅子の娘。忙しい母に負担をかけないよう、いい子を演じている。

猪爪直人(琉人
花江の息子。花江と直道の子どもで長男。利発でしっかり者。家の手伝いを積極的に行っている。母の花江が大好き。

猪爪直治(楠楓馬
花江の息子。花江と直道の子どもで次男。甘えん坊だが、寅子の娘・優未のめんどうを見てくれる一面も。母の花江が大好き。

久藤頼安(沢村一樹
司法省・民法調査室主任。愛称“ライアン”。人当たりがよく常にフレンドリー。海外の事情にも詳しく、振る舞いのすべてがスマート。裁判官を目指す寅子の実力を買って、採用に力を貸してくれる。

桂場等一郎(松山ケンイチ
司法省・人事課長。司法の独立を重んじる気鋭の裁判官。堅物で腹の内を決して見せないため、周囲の人々も彼をつかみきれない。「法の世界」の手ごわい先輩だが、実は甘党。戦後、再会した寅子の裁判官への道を手助けする。

小橋浩之(名村辰
司法省・裁判官。寅子の明律大学時代の同期。相変わらずの減らず口で、寅子との言い争いが絶えない。

多岐川幸四郎(滝藤賢一
家庭裁判所設立準備室・室長。寅子の上司となり、共に家庭裁判所の設立準備にまい進する。かなりの変わり者で、寅子をあきれさせるが、家裁への情熱は誰にも負けない。

汐見圭(平埜生成
家庭裁判所設立準備室・室長補佐。上司である多岐川の右腕となり、家庭裁判所設立のために奔走する。優しい性格のため、気弱に見えるが、実は破天荒な多岐川をしっかりフォローしている。

稲垣雄二(松川尚瑠輝
家庭裁判所設立準備室・裁判官。寅子の明律大学時代の同期。小橋とは違い、寅子に優しく接する。

穂高重親(小林薫
寅子の恩師で、高名な法学者。女子教育に熱心で明律大学女子部の立ち上げに尽力した。おおらかで何事にも動じないが、ひょうひょうとしておちゃめな一面も持つ。民法改正審議会の委員を務めるなど、法曹界において重要な役割を担っている。

神保衛彦(木場勝己
帝大教授。政治学の権威で、桂場の恩師。民法改正審議会の委員を務めるが、穂高と意見が対立する。

「虎に翼」概要

女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナル作品。
日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が、困難な時代に道なき道を切り開き、苦境に立たされた人たちを救うために奔走する姿を描く。
脚本は、よるドラ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香
主題歌は、米津玄師の「さよーならまたいつか!」。
語りは、俳優の尾野真千子が務める。
全26週(130回)。

(C) NHK

(清水一)

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