ソフトウエア開発企業で組織する中部アイティ協同組合は7日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で高校生を対象としたインターンシップ説明会「夢プロジェクト@高校生」を開催した。2年目となる今年は、参加者数が昨年(200人)を大きく上回り、約250人の商業を学ぶ高校2年生が集まった。組合企業10社が出展した。
同組合では、2008年から毎年、就職活動生を対象に地域IT企業の魅力発信や雇用のミスマッチを防ぐことなどを目的に、夢プロジェクトを開催してきた。同説明会は、中小企業と学生のマッチングの場として定着しつつある。高校生向けに開催したのは、今回が2回目。
各ブースでは、インターンシップの内容や会社の特徴、採用方針、業界の動向などを参加者に説明した。
アートシステム(本社名古屋市中区)のブース担当者は「IT業界は人材不足が深刻化している。対応策として、当社は5年ほど前から、高卒採用を強化している。今回の説明会で、当社の魅力を発信し、インターンシップにご参加いただける方を募集していきたい」と意気込みを語った。
中部アイティ協同組合の宗本勉副理事長は「当イベントをご活用いただき、自分に合った会社を見つけてほしい」とあいさつした。