認証不正があったトヨタ自動車などを含む国内自動車メーカー7社と取引があった県内企業は777社に上ることが7日分かった。信用調査会社の東京商工リサーチ郡山支店が発表した。
7社と直接または間接的に取引があった県内企業を集計した。郡山支店によると、仕入れ先関係にあるのは計295社、販売先が計550社。重複を除いた計777社は、東北では宮城県(890社)に次ぎ2番目に多かった。取引先数が最も多かったのはトヨタの439社。
郡山支店は「取引先は下請けから周辺産業まで幅広く、不正問題は県内関連産業にも影響する可能性が否定できない」としている。