谷繁氏「力みが入ってしまった」ヤクルト・延長11回に痛恨の暴投で連勝ストップ

◆ 池田氏「1点も取られてはいけない場面で捕手が内角に構えて…」まさかの結末を分析

交流戦4連勝中のヤクルトは7日、日本ハムとのカード初戦を延長11回・4-5で敗北を喫した。ヤクルトは先発・松本健吾が序盤に3失点と苦しい立ち上がり。5回には2番手・エスパーダの1失点で、4点を追う展開となった。打線は6回と7回に3-4まで追い上げると、9回にはサンタナの第8号ソロで同点に追いつき、試合は延長戦へ。11回、6番手・小澤怜史が登板するも、先頭の1番万波中正に二塁打を打たれる。犠打と四球で一死一・三塁のピンチを招き、4番中島卓也を邪飛に抑えるも、5番松本剛への6球目で小澤が暴投。三塁走者が生還し勝ち越しを許したヤクルトは、連勝ストップとなった。

終盤に追いついて迎えた延長戦でのまさかの結末に、7日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも注目が集まった。

谷繁元信氏は、小澤の暴投について「松本を2ストライクまで追い込んで空振りを取りに行ったが、最後勝負する所で少し力みが入ってしまった」と分析。池田親興氏も「小澤の気持ちも分かる。走者を許し、1点も取られてはいけない場面で捕手が内角に構えて、ちょっと力が入ってしまったのだろう」と語った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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