レイカーズがコネチカット大のダン・ハーリーHCと面談 球団OBマジックは就任を支持「彼であってほしい」

新ヘッドコ-チ(HC)探しを進めるロサンゼルス・レイカーズは日本時間6月8日(現地7日)、コネチカット大のダン・ハーリーHCと面談を行ったという。『Field of 68』のジェフ・グッドマン記者によると、レイカーズHCの職を引き受ける可能性は五分五分だという。

レイカーズはプレイオフ1回戦でデンバー・ナゲッツにシリーズ1勝4敗で敗れた後の5月4日(同3日)にダービン・ハムHCを解任。元NBA選手のJJ・レディックらが後任候補に挙げられている。

そのなかで、レイカーズはロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)や共同オーナーのジニー・バスも同席してコネチカット大のハーリーHCの面談を実施。正式な面談を経て、ことが順調に進めば現在の約2倍の年俸でオファーする見込みだとされ、『Field of 68』のジェフ・グッドマン記者によると、ハーリーHCがレイカーズ指揮官の職を引き受ける可能性は「五分五分」だという。

レイカーズOBで球団社長の経験も持つレジェンドのマジック・ジョンソンは『ABC』の番組『Jimmy Kimmel Live』に出演した際、「私はハーリーが好きだ。HCもハーリーであってほしい」と語っている。

「彼(ハーリー)にはチャンピオンシップの経験がある。オフェンスとディフェンスの戦略に長けていて、選手たちは彼をリスペクトすると思う。レイカーズには、自分たちに責任を持たせてくれる人が必要だ。そして、フィジカルなバスケットボールをしなければならない。我々がもっとフィジカルなチームにならない限り、デンバー(ナゲッツ)には常に負けるだろう。だからもっとフィジカル的にならないとね。ボストン(セルティックス)とダラス(マーベリックス)がファイナルで戦っているのは、彼らが精神的にも、肉体的にもタフだからだ」

ハーリーHCはプロチームを率いた経験こそないが、カレッジレベルでは名将。ワグナー大で2年間、ロードアイランド大で6年間指導して2度のNCAAトーナメント出場に導いた後、2018年にコネチカット大のHCに就任して直近6シーズンで141勝58敗の成績を残している。

果たして、ハーリーHCはレイカーズの指揮官となり、レブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスを指導することになるのだろうか。

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