全国からプロ・アマのミュージシャン64組が集結し、茨城県土浦市内の飲食店で弾き語りライブを行う音楽イベント「TSUCHIURA JACK(土浦ジャック)」が9日、JR土浦駅西口の中心市街地で開かれる。地元ミュージシャンの浜小路ヨハンさん(40)が街を盛り上げたいと、「6.9(ロックの日)」に合わせて企画した。駅前のウララ広場では無料のステージショーもある。浜小路さんは「音楽は人を元気にする力がある。みんなで楽しもう」と来場を呼びかけている。
土浦市出身の浜小路さんは昨年4月にも同様のイベントを開いた。この時は六つの飲食店がステージを提供して32組のミュージシャンが出演。自身も初のホールコンサートを行った。
今回は半年前から準備に取りかかり、1人で協賛金集めなどに奔走。ライブバーや居酒屋など8店舗の協力を取り付けた。
イベントは午前11時から午後6時半まで。各店8組のミュージシャンが順番に登場し、ギターやピアノの弾き語りを行う。演奏時間は各組とも30分。
出演者は全員、浜小路さんの音楽仲間で、北海道から九州までライブ演奏した時に知り合ったミュージシャンにも呼びかけた。
「土浦は昔から娯楽の街で、音楽を愛する飲食店が多い。街と店、人をつなぎ、地方の音楽シーンを活性化させたい」と浜小路さんは話す。
チケット料金は一般4000円、土浦市民3000円、高校生以下2000円で、演奏会場8店舗の出入りは自由。別途ワンドリンクの注文が必要。幼児は無料。
当日はウララ広場で無料のステージも用意され、子どもたちのダンスやアイドルグループの演奏などが楽しめる。浜小路さんも午後5時45分～6時半まで、同広場で無料のステージを披露し、イベントのトリを務める。
チケット購入などの問い合わせはtsuchiurajack2023@gmail.com
