山本由伸、ヤ軍圧倒の7回無失点 自己最多106球、マウンドで雄叫び…監督はハグで出迎える

ヤンキース戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

自己最多106球を投げて7回7K無失点…白星は付かず

■ヤンキース ー ドジャース(日本時間8日・ニューヨーク)

ドジャース・山本由伸投手が7日(日本時間8日)、敵地ヤンキース戦に先発。自己最多106球を投げ、7回を2安打7奪三振無失点に抑えた。打線も得点できず白星は付かなかったが、好調ヤンキース打線を圧倒した。

敵地でヤンキース打線を黙らせた。初回2死からジャッジに左翼線二塁打を許すもスタントンを三振。2回は失策と安打で2死一、三塁のピンチを招いたが、トレビーノを三振に仕留めた。4回には97.9マイル(約157.6キロ)でスタントンのバットをへし折って遊ゴロに打ち取った。

2回の最終打者から、6回2死でジャッジに四球を与えるまで、12人連続でアウトを奪う圧倒的な投球。続くスタントンを三振に仕留めると、雄叫びをあげた。7回1死から四球を与えるもルメイヒューを二ゴロ併殺に。ベンチに戻ると、拍手で出迎えるデーブ・ロバーツ監督とハグを交わした。

速球が冴えた。登板前までの今季最速は97.2マイル(約156.4キロ)。しかし、この日は最速98.4マイル(約158.4キロ)を計測した。力でヤンキース打線をねじ伏せた。これで防御率は3.00。白星は付かなかったが、右腕は着実に前に進んでいる。(Full-Count編集部)

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