「VALORANT」PS5/Xbox Series X|S版が発表!リミテッドベータを6月15日より開始

ライアットゲームズは、タクティカルFPS「VALORANT」をPS5/Xbox Series X|Sでリリースすると発表した。

競技的に公正な基準を保つため、PC版とコンソール版でのクロスプラットフォーム対戦に対応する予定はないとのこと。ただし、VALORANTアカウントへの紐づけにより、インベントリとゲーム進行状況を共有できる。

また、PC版/コンソール版を問わず全プラットフォームで、バランス調整パッチ、新エージェント、マップ、プレミアムコンテンツ、追加ライブサービス機能などは同時リリースされる。

日本時間6月15日よりリミテッドベータが日本、アメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパ向けに公開。対象地域は、これ以外の地域にも順次展開される可能性があるとのこと。

以下、発表情報をもとに掲載しています

■リミテッドベータ参加方法について

VALORANT コンソール版リミテッドベータへの参加登録は、下記のURLより行っていただけます。当選した場合、アクセス方法を記載したメールをお送りします。また、専用の紹介リンクでフレンドを5人まで招待することが可能です。

サインアップぺージ
https://beta.playvalorant.com/ja-jp/

●対象プラットフォーム
Xbox Series X|S、PS5

●リミテッドベータ開始日
日本時間 6月15日(土)5:00 予定

■「VALORANT」コンソール版について

Xbox Series X|SおよびPS5でも、VALORANTの本来の体験がコンソール版のフォーマットに組み込まれています。これはフランチャイズ拡大を図るうえでも引き続き最も重要な命題であり、本ゲームの中核でもある競技性を高い水準で維持するためです。

VALORANTの代名詞ともいえる競技的に公正な基準を保つため、PC版とコンソール版でのクロスプラットフォーム対戦に対応する予定はありません。ただし、PC、Xbox Series X|S、およびPS5のVALORANTプレイヤーは、VALORANTアカウントへの紐づけにより、インベントリとゲーム進行状況を共有できます。

また、PC版/コンソール版を問わず全プラットフォームで、バランス調整パッチ、新エージェント、マップ、プレミアムコンテンツ、追加ライブサービス機能などの実装は同時リリースされます。

ライアットゲームズ VALORANTプロダクションディレクター Arnar Gylfason コメント

VALORANTを他のプラットフォームに展開する際には、これまでPCプレイヤーに提供してきた妥協のない競技体験、すなわち精確でチームベースのタクティカルシューターをそのまま提供することが不可欠だと認識していました。

VALORANTのコアバリューである競技性がコントローラーでも自然に感じられることが重要であり、それが実現できなければ、移植計画を断念する覚悟が必要だと考えました。うまくいったと感じていますが、最終的な評価はプレイヤーの皆さんに委ねられています。

「VALORANT」コンソール版についてデベロッパーのコメント

Q.VALORANTをコンソールでリリースする狙いは?

A.VALORANTに興味はあっても、環境がなくてプレイできないという方々が多くいらっしゃると考えています。コンソール版のリリースを通じ、そうした状況を変えられればと思っています。目指したのはVALORANT体験の楽しさすべてをお届けすることです。

核となるタクティカルシューターとしてのゲームプレイ、そして技術の研鑽と自己表現。対戦の品質と公平さを最優先するチームベースの競技環境、独自性・品質に優れたカスタマイズアイテムが揃ったエコシステム、そして各個人とその腕前を尊重する活気あふれるコミュニティー、そのすべてを届けたいと願っています。

●クレジット:VALORANTプロダクションディレクター Arnar Gylfason

Q.VALORANTの競技性をコンソール版で実現・維持するために変更を加えた部分は?

A.コンソール版向けの機能を検討する際には、新しいプラットフォームでも「VALORANTらしい瞬間」が生まれることを意識しました。単に操作方法を変更するのではなく、PC版と同じゲーム体験を目指したのです。

実現までは試行錯誤の繰り返しでした。他のゲームでの対処方法も分析しましたし、プレイした人たちからのフィードバック──これがいちばん重要です──もたくさん集めました。皆、コントローラー向けに最高の競技体験を生み出すことができるように張り切っていました。

違和感と不公平感のないプレイ感覚を達成するため、ゲームにも変更を加えています。必要に応じて切り替えられる新機能の「フォーカス」や、エージェントのアビリティーの調整などです。こうした改善策を重ねた結果、避けることができなかった変更もあります。PCとコンソール版のクロスプレイをしない判断もそのひとつですが、これはVALORANTに求められる競技の公平さを満たす上で必要と判断しました。

●クレジット:VALORANTプロダクションディレクター Arnar Gylfason

Q.プレイヤーに特に伝えたいコンソール版の機能はありますか?

A.個人的に気に入っているのは、射撃時の「フォーカス」機能です。PC版と同等のゲーム体験──基本は腰撃ちでサブ/補助としてADSを用いる状態──を構築するため、開発に際しては実にさまざまな操作方法やゲームパッド感度を試しました。しかしコンソール版ではどうしても腰撃ちのプレイ感覚がPCのようにはならず、それゆえにプレイヤーが取れる選択肢が制限され、PC版と同等のゲームプレイ表現ができませんでした。「フォーカス」はそうした経緯から生まれたものです。

このフォーカスは新しい射撃モードで、端的にいえば「感度が下がった状態で腰撃ちできる」モードです。プレイヤーは素早いカメラ移動/エイム時(コーナーを覗く、ユーティリティーを避ける)が必要ならば腰撃ち、高精度射撃を狙う時(クールなヘッドショットを決める時)にはフォーカスモード、と使い分けることができます。コンソール版のシューターに慣れている方にも親和性が高い機能だと思いますし、VALORANTのADSが持つ付加価値も維持できると考えています。

●クレジット:VALORANTプロダクションディレクター Arnar Gylfason

(C) 2023 Riot Games, Inc.


© 株式会社イクセル