8、9の両日東北絆まつり 仙台 「福島わらじまつり」参加

東北絆まつりの会場に向けて大わらじを搬出する参加者

 東北6県の県都の夏祭りが東日本大震災からの復興を願い結集する「東北絆まつり2024仙台」は8、9の両日、宮城県仙台市青葉区の中心部で開かれる。福島県から福島市の「福島わらじまつり」が参加する。

 東北絆まつりは2011(平成23)年から2016年まで開かれた「東北六魂祭」の後継行事。「福島わらじまつり」の他、「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「盛岡さんさ踊り」「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」が一堂に集う。

 メインのパレードは9日午後1時30分から定禅寺通~東二番丁通までの全長1.1キロで繰り広げる。初日の8日は午前11時50分から西公園で開祭式を行い、会場には県庁所在6市の物販や飲食のブースが並ぶ。午後3時30分から一番町商店街で流し踊りを披露する。

 まつりに参加する福島わらじまつり実行委員会は7日、福島市御山で大わらじの積み込み作業に当たった。実行委のメンバー約30人が長さ約12メートルの大わらじをトラックの荷台に載せ、仙台市に向けて出発した。

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