武田修宏氏 成田空港のeスポーツサッカー大会で松木安太郎氏と初の解説共演

成田空港のe-sports大会で解説を務める武田修宏氏(右)と松木安太郎氏(中)

元日本代表FWの武田修宏氏(57)が7日、成田空港で開催された「NRT staff e―sports Championship」で松木安太郎氏(66)と初めて解説者共演を果たした。

大会は成田空港で働く従業員同士の交流を深める目的で企画され、eスポーツのサッカー大会として実施。今回は韓国・仁川空港からも参加者があった。武田氏は、40年来の付き合いとなる松木氏と解説を務めたわけだが、初めてなのはわけがある。

武田氏は高校卒業後、読売クラブ入りし、当時キャプテンを務めていた松木氏と出会い、Jリーグが開幕すると、V川崎(現・東京V)で選手と監督の関係に。引退後、武田氏が日本テレビで解説を務めていたが、他局の出演ができなかったため、松木氏との解説共演ができていなかった。

これまでの関係から、解説では息の合ったところを披露し、会場を盛り上げていた。最後に松木氏は成田空港の職員に向けて「今、成田はインバウンドで大変なとき。皆さんの頑張りが日本を支えています。そして長年、日本代表が利用しており、皆さんのサポートのおかげで頑張ってこれました」と感謝を伝えた。

イベントを終えた武田氏は「e―sportsでZ世代のコミュニケーション、会社の上下関係、横の関係、ゲームを通じてつながりが深まり、皆さんととても良い時間が過ごせました」と語った。

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