レッズが6連勝で地区2位浮上 カブス・鈴木は2四球も負傷交代

【カブス2-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

日本時間6月8日、レッズが投手戦を制してカブスに連勝を決めた。4回にレッズは5番タイラー・スティーブンソンのタイムリー二塁打で2点を先制、さらに続く5回にも1番スチュアート・フェアチャイルドのタイムリーで3点目を追加する。レッズ先発ニック・ロドロは6回1失点7奪三振の好投でリードを守り、今季6勝目(2敗)。カブス先発ジャスティン・スティールは7回3失点の好投だったが、援護を得られずに3敗目(0勝)を喫した。

カブスのエース、スティールが好投する中、ロドロとレッズのブルペンはそれを上回るパフォーマンスを発揮した。連日の接戦でフェルナンド・クルーズやサム・モールといった勝ちパターンの投手を使えなかったにも関わらず、経験あるリリーバーが仕事を果たした。ビハインドやロングリリーフで登場することも多い2番手ニック・マルティネスと3番手ジャスティン・ウィルソンが、今日は2点リードをきっちり守り、無失点で守護神へと繋いだ。守護神アレクシス・ディアスは1点を失ったものの、後続を断って13セーブ目。レッズにとって今季最長の6連勝目を守った。

カブスは6回に6番ダンズビー・スワンソンのソロ本塁打、9回には9番ミゲル・アマヤがあと数メートルで同点本塁打という大きな二塁打を放った。しかし、反撃はここまで。レッズに対して連敗を喫し、シーズン31勝33敗で中地区2位に並ばれてしまった。

今日も「2番・右翼」でスタメン出場した鈴木誠也は、1打数無安打2四球で中軸の役目を果たした。しかし、6回裏の守備から途中交代。1回の走塁時と5回のスイング時でそれぞれトレーナーのチェックを受けており、大事を取って退いた形だ。鈴木は試合後に通訳を通じて「腹斜筋が締まったのを感じた」と、4月の故障者リスト入りの原因となった腹斜筋に違和感があったことを明かした。

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