4-3-3の仕掛けでライン間で前向きを作る方法とは!?【サッカー局面を打開する デキる選手の動き方/林陵平】

4-3-3の仕掛け12/ライン間で前向きを作る

トップへのくさびのパスが入るとライン間で前向きでボールを受けられる。

トップのポストから仕掛け

バイタルエリアにいるトップにくさびのパスが入る。インサイドハーフ(SH)がサポートポジションに動く。

トップはSHにボールを落とす。落とすだけで終わらずプルアウェイの動きで横に広がっていく。

ライン間でボールを受けたSHは前向きでプレーができる。ゴールへの選択肢が広がる。

ワンタッチでトップへスルーパス。前線でのコンビネーションが成功した例だ。

【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平

【書誌情報】
『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』
著:林陵平

日本がワールドカップなどに出場できるようになって以来、ドリブルやシュートといった個人技以外に、選手それぞれの「動き方」というのが注目されるようになってきました。「オフ・ザ・ボール」と言われる、ボールを持っていない時の動き方のことです。実際にボールを持っているプレイヤーは一人ですので、その他大勢のプレイヤーがどう動くのかが試合展開や勝敗を左右し、各監督の戦術につながる考え方の基盤となります。本書はポジションごとの動き方はもちろん、攻撃時・守備時・サイドアタック・フィニッシュなどの目的別の動き方、体の使い方、戦術を写真とイラストで解説し、QRコードから動画視聴もできます。現代の欧州サッカーに精通している著者を起用することで、強豪国などが実際に行っているサッカー戦略、ポジショニング、動き方を解説できます。

© 株式会社日本文芸社